こんにちは、せいたかです。今回はいま絶賛ハマり中の重ゲを紹介しようと思います。我が家で大ヒットでプレイ回数はすでに30回は超えていますが、まだまだやり続けられそうです✨また細かいルールは少し多いので詳細は話さずざっくりとルールと魅力を紹介しようと思います🐘
ゲーム概要
自分だけの動物園を作っていく
動物を集めて自分の園をどんどん賑やかにしていくゲームです!動物だけでなく、売店や展示館、遊具や設備なども置けます。ゲームが進むにつれて充実していく感じがとても楽しいですよ〜👍
ぐんぐんやれることが増えていくのが気持ちいい!
スタート時は、少しの収入しかありませんが、ゲームが進むにつれて収入がグングンのびていきます。またボーナスで使えるコマが増えたり、後援者カードを出すことで自分だけの園の追加効果が増えていき、どんどん自分の園が成長していきますよ〜
アクション選択が面白い
アクションは5つあり、毎ターンその中から1つを選びプレイします。
アクションは使わなければ使わないほど効果が強くなります。このシステムがこのゲームの面白いところの一つです。寝かせるほど強くなるためどれをどの順番でプレイするのかを考えるのも楽しいですよ〜
詳しくは後程紹介します。
数多のカードとの出会いが楽しい
多彩な効果のカードが200枚以上のカードがあり毎回新鮮な気持ちでプレイできますよ〜
目標カード的なものも多数ある上に個人ボードの能力も色々あるため、本当に何回でも遊べますよ〜👍
2人プレイがベストなボードゲーム
このゲームは他プレイヤーとの絡みがなくはないですが、少ないです。そのためプレイ人数が増えてもプレイに影響があまりありません。そのため、人数が増えても待ち時間が増えるだけになってしまいます。結果プレイ人数は2人がベストかなと個人的に思ってます!
色々なゲームの要素がうまくミックスされてるゲーム
発売前は色々な名作重量ゲームの要素がミックスされてると話題になったゲームです。例えば、カードコンボを見つける感じはテラフォ、個人ボードにパズルする感じはブルゴーニュやオーディン、ボードのキューブを外して収入を増やす感じはテラミスティカなど他にも他ゲームの要素があります。プレイしてみると各要素がうまくルールに落とし込まれており、色々な面白さを感じる事ができますよー!
要素はてんこ盛りですが、資源はコインのみでシンプルです。色々な要素がある代わりに資源の管理は簡素化されてるのが好印象でした。
ゲーム情報
ゲーム名:アーク・ノヴァ〜新たなる方舟〜
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:90分~150分
おすすめ度:★★★★(max5)
プレイ難易度:★★★★(max5)
勝利条件
得点が一番高い人の勝ちです。
得点には2種類あります。得点トラックがつながっており、ゲーム終了時ににすれ違ってる程得点が高くなります。
訴求点
園の魅力的な程上がる点です。訴求点は基本的に動物を出すと増えていきます。
訴求点は上がるほど収入のお金が増えていきます。
保全点
園が動物の保全に貢献する程上がる点です。保全点は2点、5点、8点でボーナスが貰えます。訴求点は、協会アクションの保全計画(共通の目標)や協会アクションを一定数やった時のボーナス、一部の動物や後援者カードなどで貰えます。保全点は入手が難しいですが訴求点より重く、1保全点は3訴求点くらいの価値があります。
ゲームの流れ
以下の流れで進みます
- ターンになったら1アクションする
- 休憩トラックが0になるまでこれを繰り返す
- 休憩トラックが0になったらラウンド終了して次のラウンドの準備をする(収入や場のカードやタイルの補充等)
- これをゲームの終了条件が満たされるまで繰り返す
ターンの流れ
ざっくり紹介していきます。
自分のターンになったらアクションカードを一つ選びプレイします。
アクションカードは個人ボードの下に並んでいます。
アクションの強さ
アクションカードの数字はそのアクションを選んだ時の強さです。数字が大きければ大きいほど強いアクションになりますよ〜
アクションは使うと強さの数字が1になります。下のようにアクションカードは移動します。
使ったら一番小さくなってしまうので、寝かせれば寝かすほどアクションは強くなっていきますよ〜!
アクションの紹介
5つのアクションを簡単に紹介します。
①建築アクション
動物を入れる建物を建てます。アクションが強いほどサイズが大きい建物を建てることができます。また、サイズが大きいほどかかるお金も高くなります
②動物アクション
手札の動物カードを出します。動物は基本的に空いてる建物がないと出せません。
動物カードごとに出すのに必要な金額と必要な建物のサイズが書いてあり、カードによっては他にも条件があったりします。
動物カードを出すと園の訴求点(園の魅力ポイントみたいなもの)が上がります。そして動物の効果が発動します。
③カードアクション
場に並んだカードか共通の山の上のカードから手札を補充します。場のカードは自分の評価点が高いほど選べる範囲が広がります。評価点は動物カードの効果や、後で紹介する協会アクションなどで上げることができます。
④協会アクション
少しややこしいアクションです。アクションの強さでやれることが変わります。
評判の上昇(強さが2以上)
評判トラックを上げます。上げることでカードアクションの取れる範囲が広がったり、一定数進むごとにボーナスがもらえます。
海外の動物園と提携(強さが3以上)
海外の地域の動物園と提携できます。提携することでそのアイコンがついた動物のコストが安くなります。また、提携してないと出せない動物もいます。
大学と提携(強さが4以上)
大学と提携できます。提携することで手札の上限を増やしたり、評判を上げたりできます。また、研究アイコンも貰えます。一部のカードは自分が研究アイコンを持ってないと出せないものがあります。
保全計画の達成
保全計画(共通の目標)を達成することができます。ゲーム開始時にランダムに用意された目標カードの条件を満たしていると自分のキューブを置いて達成ができます。個人ボードのキューブを置け、収入やボーナスを解放できます!
⑤後援者アクション
2つから選ぶアクションです。
一つ目は、手札の後援者カードを出す。
アクションの強さ以下の数字を持っ後援者カードを出せます。
二つ目は、お金を貰うです。
アクションの強さの分だけお金を貰えます。
ラウンドの終了条件
休憩トラックが0になったら次のラウンドに移行します。休憩トラックは、カードアクションや後援者アクションで進んでいきます。
ラウンドの終了には、手札を上限まで捨てたり、場のカードを一部入れ替えたりします。
また次のラウンドの開始時には収入が貰えます。
収入
園の訴求点(動物を出すたびに増える点)に応じてお金が貰えます。加えて収入があるカードや開放したボードの収入なども貰えます。
ゲームの終了条件
訴求点と保全点がすれ違った人が出たら終了は近いです。その人以外の人が1回ずつ手番をしてゲームは終了です。
得点計算
下記加点をします。
- 最終得点カード(個人目標)
- 最後に得点がもらえる効果の後援者カード
その加点した後、保全点と訴求点の差が一番大きい人の勝ちです!
その他の要素
かなり簡素化して説明してしまいましたので、省略した要素の一部を紹介します。
最終得点カード
ゲーム開始時に2枚もらえるカードで、そのプレイヤーだけのボーナスが貰える条件が書いてあります。
左のカードは大型動物の目標です。大型動物を出す程点数が貰えます。大型動物は4マス以上の建物が必要な動物です。
右のカードは後援者の目標で、後援者カードを出す程得点がもらえます。
おすすめのハウスルール
我が家では最初に配るのを2枚から3枚にしてそこから2枚を選ぶようにしています。理由は、条件の中には両立が困難なものもありそういう組み合わせで開始すると不利なスタートになってしまうためです。このルールにしてからスタート時の運要素が緩和できてます!
アクションカードのアップグレード
各種アクションはアップグレードできます。初期のアクションカードは青色ですが、アップグレードすると裏向きになり赤色になります。
アップグレードするとそのアクションが強くなります。例えば、建築アクションの場合は、1アクションで複数建築できるようになったり、特殊な建物を建てれるようになったりします。
アップグレードは、保全点や協会アクションのタイルの配置等各箇所のボーナスで貰えますよ〜
動物カードの効果を紹介
一部のカードを紹介します。
アライグマは1マスの建物に入れる動物で、出すと4訴求点貰えます。さらに協会アクションのカードを移動することができます。
メンフクロウは1マスの建物に入れる動物で、出すと3訴求点貰えます。さらに山札から4枚引きそこから2枚貰うことができます。
ライオンは、自分の園に肉食獣アイコンが3つ以上ないと出せませんが、強力な効果を持っています。4マス以上の建物にだせて、出すと9訴求点貰えます。更に自分の園の肉食獣アイコンの数だけ訴求点を貰うことができます。
ハクトウワシは、4マス以上で水辺に隣接した建物にしか出せません。さらに動物アクションを強化していないと出すことができません。出すと8訴求点貰えます。さらに追加でもう1手番することができます。ちなみに建物の条件の右に1と書かれたマークがあります。これは建物アクションをアップグレードしないと出せない大型鳥類館という建物に入れるときの条件になります。
感想
疾走感が気持ちいい-good
最初は5金とか10金しか貰えないですが、軌道に乗ってくるとどんどんやれることが増えていきます。
伸びていく訴求点、増える収入、増えていく建物や動物とどんどん園が賑やかになり、取れる選択肢も増えていきますよ〜
建物を配置してボーナスをもらい、保全点が増え、保全点のボーナスでやれることが増えるような感じでボーナスが連鎖したりもしてとても楽しいですよ〜!
カード同士の組み合わせを見つけるのが楽しい-good
カードがたくさんあるゲームと紹介しましたが、すごいのが200枚以上あるカードが全て違うカードになっている点です。
それぞれが違った特徴を持っています。中には組み合わせて使うととても強いカードがあったりして、巡り合ったカードの中から使う順番や組み合わせを考えていくのがとても面白いですよ〜✨
やるたびにプレイ感が変わるのがいい-good
先ほどの出会うカードが毎回違うという理由もありますが、ほかに3つ変化点があります。
一つ目は、個人目標です。最初にもらえる2枚個人目標は、小型動物をたくさん出すほど点が貰えるや、研究アイコンがついてるカードをたくさん出すほど点が貰えたり、目標が書いてあります。変わったものだと最後に園の空き地が得点になるという条件のものもあります。
二つ目は保全計画です。保全計画は毎回ランダムに出る共通の目標で早い者勝ちで保全点が貰えます。例えば、鳥を4枚出してると5保全点、4枚だと4保全点、2枚だと2保全点の3箇所あります。保全計画を達成すると個人ボードの収入や強めなボーナスが貰えて、ゲームが加速しますよ!
3つ目は、個人ボードです。個人ボードにも個性があり、お金のボーナスが多かったり、そのボード特有の能力があったりします。ボードが変わると有効な作戦も変わってくるためプレイ感も変わってきますよー!
他人との絡みは希薄で3人以上でやる意味が薄い-bad
このゲームは選べるアクションも建物を置くボードも他のプレイヤーの影響を受けません。そのため、他人との関わりは共通の目標や場のカードの早取りとラウンドの終了トリガーの読み合いくらいです。妨害要素もあるのですが、弱めで影響は少ないと感じてます。
裏返すと相手に強い影響を与えないため、2人プレイでも魅力を最大限発揮しますよ〜✨
引き運は強め-bad
200枚以上あるカードをランダムに引くため、運が悪いと作戦にあったカードが全然引けなかったりします。共通目標の得点は結構大きいのでそれにあったカードが引けないと結構差が開きやすかったりします。共通目標も複数ありますし、早期に緩い条件を達成して収入強化したりとやりようはあると思いますが、めちゃくちゃ運がいい人には引き離されます。
テーマもキャッチーでリプレイ性が高い重ゲー
個人的には2人プレイで、箱庭系が好きな人にはかなりおすすめです!我が家はドンピシャでしたので絶賛ヘビロテ中です✨
ウイングスパンとか好きな人もどハマりするのではと思ってます。
また、色々なゲームの要素があるよと紹介しました。かなり色んな要素がうまく盛り込まれていますが、このゲームならではという感覚は薄いため、無理にこのゲームをする必要もない気もします。