せいたかのっぽの備忘録

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DEATH NOTE 人狼〜思わず「計画通り」って言いたくなる新感覚人狼!〜【レビュー・ルール】

 

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どうも、せいたかです。今回紹介するのはあの名作漫画「デスノート」と人気の正体隠匿ゲームである「人狼ゲーム」が融合した「DEATH NOTE 人狼」を紹介したいと思います。最初に通常の人狼との違いを紹介してから全体のルールを紹介していきます^ ^

また、「犯人は踊る」とも似ていますのでそことの違いも書きます。

カードゲーム 犯人は踊る (第三版)

カードゲーム 犯人は踊る (第三版)

 

 

ゲーム情報

プレイ人数:4人~6人
プレイ時間:20分

おすすめ度:★★★★★(max5)

プレイ難易度:★★★(max5)

キラや信者などの「キラ」陣営とLや警察などの「L」陣営に分かれて行う正体隠匿ゲームです。「キラ」陣営は「L」陣営の殲滅を目指し、「L」陣営は「キラ」の逮捕を目指します。

人狼ゲームとの違い

カードゲームの要素がある点が大きな違いと言えます。人狼ゲームでは「昼」にみんなで話し合いをし、処刑する人を選びます。その後「夜」人狼がプレイヤーを脱落させます。一方、デスノート人狼では「昼」に各プレイヤーは手札のカードを使い効果を使います。その後「夜」に「裁きの時間」があり、「キラ」は1人の名前をデスノートに書き、ゲームから脱落させることができます。ただし「キラ」は手札に「デスノートカード」がないと人を裁くことができず「L」を倒すことができません。また、逆に「L」も「逮捕カード」がないと「キラ」を捕まえることができません。カードを使うことにより、いろんな方法でカードを巡らせることができるため、その結果を踏まえて考察をしていく感じになります。

犯人は踊るとの違い

※「犯人は踊る」を知らない方は飛ばしてください

「犯人は踊る」との最大の違いは、犯人が踊らない点です。笑 ←役職が変わらないということです。汗「犯人は踊る」では、犯人カードを持っている人が犯人であって犯人カードはプレイヤー間でグルグル回ります。しかし「デスノート人狼」では、役職は人狼のように最初に決まり最後までかわりません。その代わりに「キラ」が裁きを行うために必要なデスノートカードや「L」が「キラ」を捕まえるのに必要な逮捕カードがグルグル回ります。‭「犯人は踊る」の様に、自分のターンになったらカードを出して効果を使うという流れは同じです。手札のカードをとなりに回す「うわさ」や指定した人とカードを交換する「取引」に似たカードがあり、プレイ感は非常に似ています。しかし先ほど述べた「デスノートカード」や「逮捕カード」が流れてくるのか流れてこないのかで隣の人の役職を推測するという点が違います。「このカードを使った結果このカードが来たからこの人はこの役職だろう」と言ったような推測がメインになる点が「犯人は踊る」と違う点と言えます。

 

簡単なルール紹介

役職紹介

キラ陣営

・キラ

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デスノート」を唯一使用できる役職です。

・信者

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キラの仲間です。能力は無いのですが、キラしか目を開けては行けないタイミングで目を開けることができ、仲間ということを伝えることができます。

L陣営

・L

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キラを逮捕できる役職です。誰が敵で誰が味方かわからないため、見極めが大切です。また、6人プレイの時のみ登場2人目のL(メロとニア)が登場します。

・警察

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Lの味方ですが、誰がLかわかりません。誰がLか見極め、逮捕の手助けをします。プレイ人数に関わらず常に2人います。

勝利条件

「キラ」陣営の勝利条件

「L」を全滅させる。(Lは複数人いる場合があります。LとL(メロ&ニア)の2種あり。)または、「L」陣営を1人にする。

「L」陣営の勝利条件

「キラ」を逮捕する。逮捕カードを使えるのは「L」のみ。

準備(役職の分配)

各プレイヤーに1枚ずつ裏向きで配ります。

その後手札を2枚配ります。

ゲームの流れ

①手番が1周→②裁きの時間の流れでゲームは進んでいきます。最初のみ全員の手番が2周したら裁きの時間になります。どちらかの陣営が勝利条件を満たしたら終了です。

手番(アイテム使用)

自分のターンになったら山札から1枚カードを1枚引きます。その後手札からカードを1枚使います。カードの効果を処理したら左の人の手番になります。

カード紹介(一部)

・「DEATH NOTE」「逮捕」

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このゲームの主役のカードです。この数字を変えられると言うところがミソで、このあと紹介するカードたちは大体が数字が少ないカードを渡すと言う効果になっているため、「キラ」や「L」でないとキーカードを手放す必要が出てきます。他のカードを使ったときにこれらのカードが流れてこなかったとき、それは「キラ」や「L」の可能性が高いです。

・その他のカード(一部)

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これらのカードは、手札のカードを巡らせたり、確認したりするカードです。「デスノート」や「逮捕」は数字が小さく設定されているため、「キラ」や「L」でないとキーカードである「デスノート」や「逮捕」をキープすることができません。交換したカードや流れてきたカードからそのプレイヤーの役職を推測することができます。

裁きの時間

全員の手番が終わったらになったら裁きの時間になります。キラが「DEATH NOTE」カードを持っていた場合、1人裁くことができます。キラの人はデスノートボードにプレイヤーの名前を書きます。名前を書かれた人はゲームから脱落します。※裁きの時間はキラ以外は目をつぶって行います。

 

感想

良いと思った点

  • デスノートの世界観を味わえる
  • 短時間で人狼系ゲームの駆け引きが味わえる

気になる点

  • プレイ人数が4-6と狭い
  • プレイ時間が短い分、人狼のような濃厚な駆け引きはない

まとめ

デスノートの世界観を再現しつつ人狼とカードゲームがうまく融合しています。「偽名」のリンド・L・テイラーや「アリバイ」のポテチとかが個人的にお気に入りです。

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人狼のような読み合いもしっかりあります。人狼の占い師の結果の代わりにカードを使う感じです。カードの効果で回ってきたカードを手がかりに相手の役職を予測していきます。カードをプレイするので喋りの苦手な人も人狼よりプレイしやすいと思います。また、このゲームはしっかり喋るか喋らないかでゲーム性がすごい変わると思います。個人的にはめちゃくちゃ喋ってプレイするのをお勧めします。このカードの結果こうなったからこの人はこの役職かもしれないとか、今回裁きで死ななかったのは自分がノート持ってたからとか本当と嘘を交えて発言してプレイするとグッと面白さが増しました。人狼の雰囲気を残しつつうまい具合にカードゲームに落とし込んでいる印象でした。人狼ほど深い駆け引きはないのですが1プレイも20分ほどなのでさくっと人狼の雰囲気を味わえるゲームになっています。迷ってる人は買いだと思います。