おはようございます。せいたかです。今回は2人用のボードゲームを紹介します。商人となり物品を効率よく売り、稼ぎを競うゲームです。ターンにはざっくりカードを取るか捨てるかのどちらかをやるだけなのにジレンマや駆け引きが熱いゲームです。
ちなみにこのゲームの間違えやすいところをまとめました。
seitakanoppomemo.hatenablog.com
ゲーム概要
プレイヤーは商人となり稼ぎを競う
プレイヤーはインドの商人です。マハラジャ専属の商人になるため、効率の良い取引をして
相手より稼ぐことを目指します。
ターンにやることは「カードを取る」か「カードを売る」かのみ
ターンにやれることは大きく2つです。「場に並んでいるカードを取る」か「手札のカードを売ってお金を貰う」かです。いつどのカードを取るのか、いつ何枚で商品を売るのかの駆け引きが熱いゲームです。
ゲーム情報
ゲーム名:ジャイプル
プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★(max5)
内容物
内容物はカードとチップのみです。ゲームには使用しませんが、メタルコインも入っています。
勝利条件
お金をたくさん稼いだ方の勝ち
獲得したチップの合計が大きい方の勝ちです。
準備
- 各チップを積む。数字が書いてあるものは上に行くにつれて数字が高くなるようにする。
- 山札の横にラクダを3枚並べる。
- 山札の上から2枚ラクダの横に並べる。
- 各プレイヤー手札を5枚ずつ山札から引く
- 各プレイヤーは手札からラクダを自分の前に並べる。
ターンの流れ(ルール)
自分のターンにやれることは大きく分けて2つです。
- 場に並んだカードを取る
- 手札のカードを売却してチップを貰う
これのどちらかを1回行ったら相手のターンです。これを繰り返します。
1.場に並んだカードを取る
取り方は3パターンあります。少し多いですがやってみると複雑ではなくすぐ覚えれました。
また、カードには大きく2種類あります。品物カード(ラクダ以外のカード)とラクダカードです。
①品物カードを1枚取る
場に並んでいる品物カードを1枚手札に加えます。その後、山札から場に補充します。
②品物カードを2枚以上取る(交換)
場に並んでいる品物カードを複数手札に加えます。手札に加えた枚数分だけ手札か自分のラクダを場に代わりに戻します。
③ラクダカードを取る
場に並んだラクダカードを全て自分の前に移動します。その後山札から場に補充します。
2.手札のカードを売却する
手札から1種類のカードを好きな枚数だけ捨て札にします。捨て札にしたカードと同じ種類のチップを貰います。この時捨て札にした枚数と同じ枚数のチップを貰うことができます。
また、3枚以上捨てることでボーナスチップも貰えます。
カードの構成
品物カードには大きく分けて2種あります。それは高価な品物と普通の品物です。
高価な品物
存在している枚数が6枚と少ないです。しかし1枚1枚のチップの点数が高いため効率が良いです。この品物を交換するときは2枚以上で交換しないといけないです。←忘れやすいです。
普通の品物
存在している枚数が8枚〜10枚と多いですが、得点が低いチップが多いです。そのため複数枚集めてボーナスチップで得点を稼ぐ必要があります。しかし1枚目のチップだけは得点が高いです。相手より先に1枚目を取ることが大切です。この品物は1枚でも交換可能です。
終了条件
交互にターンを行なっていき以下の2つの条件のどちらかを満たしたら終了になります。
- チップが3種類無くなる。
- 場に補充する時に山札のカードが足りなくなる。
この時より多くのラクダを持っているプレイヤーはラクダチップ(5点)を貰います。その後持っているチップの合計を計算して、その数値が高いプレイヤーの勝ちになります。
この流れで勝敗を決めて先に2勝したプレイヤーが勝ちです。
スリーブについて
内箱とカードの隙間があまりなくただスリーブに入れただけだと入らなかったため、
内箱を使いつつスリーブに入れるのにかどまるを使用しました。
ソフトスリーブはカドマルしなくてもスリーブの角がちょっとだけ曲がるくらいでなら入りそうでした。
またハードスリーブだと厚みが増し、内箱は使えなさそうでした。内箱使うならソフト、使わないならハードという印象です。
- 使用したスリーブ
55枚入りなので1セットで大丈夫です。
- 使用したかどまる
これのSの部分でカットしました。
感想
駆け引きとジレンマが詰まったゲーム
カードを取るか捨てるかだけなのに悩みが尽きません。(いい意味で)
まずはチップの点数の構成。最初に取れば取るほど数字が大きいのだが、複数集めてから取ると別でボーナスが貰える。そのため相手より遅く取りたくないがたくさん集めてから取りたいというジレンマが生まれます。
次にラクダの存在。ラクダはまとめて取る時に使えるためあって損はない。しかし、ラクダを取ると場が新しくなるためいいカードを相手に取られるリスクがあります。そのためいつラクダを取るかの駆け引きが熱いです。
次に手札の上限。手札の上限は7枚です。このゲームは3枚以上で捨てる事でボーナスが貰え、5枚同時に捨てることができるとかなり大きいボーナスが貰えます。しかし手札の上限が7枚しかないためやりくりが難しいです。まとめて取りたいけどまとめて取ると色がバラついてしまう事が多いです。そのためどの色を狙ってどの色を止めるかはたまた何枚捨てを狙っていくのかというハントマネジメント要素もこのゲームの魅力です。
このようにシンプルなルールながら駆け引きやジレンマが詰まったゲームです。最近新版が出たばかりですので、この機会にジャイプルをやってみてはいかがでしょうか。
このゲームの間違えやすいところをまと
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