今回紹介するのは2人専用のゲームです。シンプルなルールながら「相手がなぜこのカードを出したのか」や「いつこのカードを出そうかの」様な駆け引きが熱いゲームになってます。
ゲーム概要
ルールはシンプル"出す"か"取る"かだけ
自分のターンになったら手札のカードに1枚場に並んだカードの端に出します。お互い手札がなくなるまで繰り返します。そして1ラウンドに1回だけ場に並んでいるカードを端から5枚取らことができます。ゲーム終了時に今まで取った方カードの得点を計算して勝敗を決めます。このように「手札のどのカードから出すのか」「いつ場のカードを取るのか」の駆け引きが熱いです。
聖杯を巡った駆け引きが面白い
このゲームは3枚ある聖杯を集めたら即勝ちになります。この聖杯の存在がこのゲームをかなり面白くします。どんなに点数が低くても聖杯を集め切ったら勝ちです。そのため、聖杯を巡った駆け引きが得点レースへのいいスパイスになってきます。
ゲーム情報
ゲーム名:聖杯サクセション
プレイ人数:2人
プレイ時間:20分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★(max5)
勝利条件
勝利条件は2つあります。
- 聖杯を3枚集める(即勝利)
- ゲーム終了時に相手より点数が高い(2人とも聖杯を3枚集めることができなかった場合)
カード内訳
- 勢力カード
数字と同じだけ枚数があります。(8は8枚、7は7枚等)
ゲーム終了時相手より多く持っていた場合、その数字が得点としてもらえます。
例)8を相手よりも多く持っていたら8点
-
プラス・マイナスカード
書いてある数字がそのまま点数になります。
- 聖杯カード
このゲームのキーカードです。3枚集めると勝利します。
ラウンドの準備
- 山札から2枚めくる
- 手札を5枚配る
ターンの流れ
出来ることが2つあります。
- 手札からカードを置く
- 並んでるカードを端から5枚取る
並んでるカードから取れるのは1ラウンドに1度だけ
終了条件
- どちらかのプレイヤーが聖杯を3枚集める
- 4ラウンド終了
得点計算
両者とも聖杯を集めきれなかった場合、得点計算をします。3つの計算をします。
- 各勢力ごとの得点
- 組み合わせの得点
- プラス・マイナスカードの得点
この合計が高い方の勝ちです。
各勢力ごとの得点
各勢力ごとに多く持っている方がその数字分得点をもらいます。
組み合わせの得点
5、6、7、8の組み合わせ1セット毎に5点貰えます。
プラス・マイナスカード
書かれている点数がそのまま貰えます。
感想
聖杯の存在で最低限のルールで最大限の駆け引きが生まれていると思いました。準備もささっと出来るのでかなり出番が多いと思います^ ^
このゲームのリメイクで「チョコレート工場」というゲームもあります。テーマがチョコレートになっていてかなり可愛く、カードのサイズもかなり大きくなっていますよ〜
Engamesは「チョコレート工場」原題"Fabryka Czekolady"の和訳付輸入版を6月25日に発売いたします。
— Engames (@EngamesToyama) 2020年6月18日
大気圏内ゲームズより発表された『聖杯サクセション』のポーランド語版です。
プレイヤーは、手番でチョコレートカードを手元から出すのですが1ラウンドに1度だけ、引き取るチャンスがあります。 pic.twitter.com/1zZ170qnfl
自分はコンパクトさと聖杯のかけらを集めるというテーマの方が好みだったためこちらにしました〜
※2020/9現在両方とも入手困難なようです。