お疲れ様です、せいたかです。今回紹介するゲームは、トリックテイキング系のカードゲームですが、得点の計算方法が独特で勝つタイミングが大切になってきます。また、2人プレイ時には少しルールが変わり、これもまた面白いです^ ^
追記:英語版しかなかったのですが、2020年5月に日本語版が発売されました。この記事の写真は英語版のものです。
ゲーム情報
ゲーム名:ブードゥープリンス
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:20分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★(max5)
ゲーム概要
抜けるタイミングが重要で駆け引きが熱い
「ブードゥープリンス」はトリックテイキングと言われるタイプのカードゲームです。規定数(4人なら3回)勝つと抜けれます。しかしこのゲームは単純に早く勝てば良いと言うわけではありません。勝つタイミングが重要になっています。
このゲームは抜けた時に他の人が勝っていた数の合計が点数になります。そのため、なるべく遅く抜けるのが大切になってきます。
ですが、最後の1人になってしまった場合は自分が勝った数のみが得点になります。
そのため、なるべく遅く勝ち抜けしないといけないけどもドベになってはいけないと言うルールから生まれるチキンレースの様な駆け引きがとても面白いです!
内容物
ゲームで使うのは5色のカード
各色のカードが0〜15あります。(プレイ人数によって使う数字が変わります。)
※5人プレイは0〜15を使用、4人は12まで、2,3人は10まで
切り札を決めるカードが5色です。
他にサマリーも入っています。
ルール
勝利条件
5ラウンド行い得点の合計が一番高い人が勝利です。
準備
手札を配ったあと、切り札を決めるカードの山から1枚めくり切り札を決めます。
手札の枚数は5人プレイ時14枚、他は13枚です。
この場合は黄色が切り札になります。
※切り札の説明は後ほど
ターンの流れ
スタートプレイヤーからカードを出します。順番にカードを手札から1枚ずつ出したら終わりです。可能な限りスタートプレイヤーが出したカードを同じ色のカードを出さなければなりません。(手札にその色がなければ好きなカードを出せます。)
この時スタートプレイヤーが出した色の中で一番数字が大きいカードを出した人の勝ちになります。勝った人は次のスタートプレイヤーになります。規定数勝ったら抜けます。
※規定数は5,4人プレイ時3回,3人時4回,2人時7回
最後の1人になったらラウンド終了です。
得点の計算方法
抜けた時に自分以外の人が勝っていた回数の合計が得点です。そのため、抜けるのが遅ければ遅いほど点数が高くなっていきます。しかし、最後の1人になってしまった場合の得点は自分が勝った回数になります。
切り札
基本的にはスタートプレイヤーが出した色でないと負けになってしまいますが、ゲームの準備の時に決めた切り札の色だけは例外になります。
切り札の色を出している人は勝ちになります。
ただし、複数人いた場合は数字が高い方の勝ちです。
特殊カード
「0」
0は一番大きい数字にのみ勝てるカードです。
大富豪で言うスペ3みたいな感じです。
「5」と「7」
このカードで勝った時、2回分勝ったことになります。
ルールまとめ
- スタートプレイヤーと同じ色で一番大きい数字を出した人が勝ち
- 勝った人は次のスタートプレイヤー
- 規定数勝ったら抜ける
- 勝ち抜けした時の得点は、他の人の勝ち数の合計(ドベは自分が勝った回数が得点)
- これを5ラウンド行う
- 切り札、特殊カード有
2人用ルール紹介
2人の時は得点の計算方法が変わります。2人の時は7回勝ったら終わりです。7回勝った人はその時に相手が勝っていた回数が点数です。残った方は7-(自分が勝った回数)が点数です。
日本語版と原語版の違い
以下の違いがある様です。
- パッケージとカードデザイン
- 特殊カードのサマリーの付属
- カードサイズ(幅が1mm大きい)
- バリアントルールの追加
数寄ゲームズはトリックテイキングシリーズ第4弾として、「ブードゥープリンス」を4月下旬に発売します。巨匠ライナー・クニツィアの手による初の本格トリテはユニークなルールでトリテの本質を突いた意欲作。日本語版ではUIの改善、サマリーカードの追加、独自バリアントルールの実装を行いました。 pic.twitter.com/SV8PYycK5x
— ホリケン/円卓P@GM秋/エ-14両日 (@horiken0) 2020年4月3日
今なら間違い無く日本語版を買った方がいいです。(自分は買い換えるか悩んでます。。)
感想
いかになるべく遅く勝つかを考えるのが楽しいゲーム!
ルールの特性上なるべく遅く勝ち抜けした方が得点が高いです。しかしドベだけにはなってはいけません。そのため、序盤は他の人をわざと勝たせて抜けさせていき、後半はドベにならない様勝ちに行く!この序盤から終盤にかけてゲーム性が変わるところがとても面白いです。
良いと思った点
- 序盤は勝たせる、終盤は勝ちに行く展開が面白い
- 2人プレイも面白い
少し気になった点
- 3人だと駆け引きが浅くなる
まとめ
個人的にベストは5人だと思います。人数が多い方が序盤の展開と終盤の展開がしっかりあるイメージです。4人でも面白いですが、3人になると少しルールの魅力が薄れてしまう気がします。2人プレイはルールを上手く落とし込めていて面白いですよ〜
よくゲームするメンバーが4or5人なら手放しでお勧めです!