ゲーム概要
人気ゲームデッドバイデイライトがボードゲーム化!
[引用元:https://aka-nabe.com/dbd-rule/]
「デッドバイデイライト」は非対称のサバイバルホラーゲームです。1人が殺人鬼キラーを操作し、4人が生存者を操作します。
生存者は生き延びるために発電機を修理します。規定数修理すると脱出ゲートに電気が行き、ゲートを開けると脱出できます。
キラーはサバイバーの脱出を阻止することを目指します。サバイバーを攻撃し、2回攻撃するとサバイバーを担ぐことができます。担いだサバイバーはフックに吊るすことができ、一定時間吊られたサバイバーはゲームから脱落します。ダークな雰囲気で異形のキラーから逃げるのはとてもスリリングで心臓のドキドキが止まらないゲームですよ〜!
サバイバーやキラーには特徴的な能力があり、それらを駆使して各自の目的の達成を目指すのが面白いゲームです!
長くなってしまいましたが、ここまでが元のゲームの紹介です♪
ゲームの内容がうまくボードゲームに落とし込まれていて感動しました!
ボードゲームでも2陣営に分かれて対戦する
チーム戦のボードゲームです。キラー陣営1人とサバイバー陣営4人に分かれて戦います。
サバイバーは脱出するために発電機を探して修理することを目指します!
キラーは脱出を阻止するためにサバイバーを攻撃してフックに吊ってポイントを稼いで行きます。
サバイバー同士は相談してもいいですが、会話は全てキラーに書かれてます。相談通りに動くか裏を書くのかの駆け引きも面白いです!
サバイバーやキラーの能力が多彩で面白い
ゲームのプレイングが変わるレベルの能力もちらほらあり、違うキャラを使うだけでプレイ感がかなり変わりますよー!
様々なアクションでダイスを振るのが楽しい
ここは賛否両論のところだと思いますが、
発電機の修理や仲間の治療などはダイスの目で結果が変わります。
大当たりやハズレなどでゲームの展開が変わる時があり盛り上がりますよー!
バージョンは2つある
通常盤とコレクターズエディションの2つあります。
差はコレクターズエディションには10人の追加サバイバーと10体の追加キラーに加えて追加マップがあります。更に発電機とフックと一部トークンが立体化されてます。
コレクターズエディションは一般流通はないため、売ってるのは通常盤のみです。
コレクターズエディションは要素もりもりですが、通常盤でもサバイバーは7種でキラーは6種、マップも2種あるため十分楽しめると思います。
ちなみに本記事はコレクターズエディションをプレイした時の写真も含みます。
ゲーム情報
ゲーム名:デッドバイデイライト ボードゲーム
プレイ人数:3人〜5人
プレイ時間:45分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★★(max5)
ゲームの目的
キラーとサバイバーのチームに分かれて戦うゲームです。
キラーは1人で1キャラクター担当し、サバイバーは複数人で4キャラクターを担当します。
サバイバーの目的
(引用元:https://crowd-fans.com/projects/88)
チームメイトと協力して脱出を目指します。脱出するためには、マップ上にある発電機を修理します。発電機を4つ修理完了したのち脱出ゲートを開けれれば脱出です。
キラーの目的
(引用元:https://crowd-fans.com/projects/88)
キラーはサバイバーの脱出の阻止を目指します。サバイバーを攻撃してフックに吊ったり、修理中の発電機を攻撃して壊したりします。また、サバイバーに攻撃してフックに吊るとポイントが入ります。8ポイント稼げるとキラーの勝利です。
ゲームの流れ(ルール)
以下の流れを繰り返します。
- 計画フェイズ
- サバイバーアクションフェイズ
- キラーアクションフェイズ
- クリーンアップフェイズ
1.計画フェイズ
プレイヤー全員が移動カードを秘密裏に選びます。移動カードはサバイバーは4色、キラーは5色あります。
サバイバーは1枚、キラーは2枚を選んで裏向きに出します。
全員が選び終わったら計画フェイズは終了です。
2.サバイバーアクションフェイズ
まずサバイバーが順番に手番をします。自分の番になったら以下をします。
- カードのオープン
- カードの色のルートから選んで移動する
- 移動先のチップを1つオープン(あれば)
- 1アクションする
移動
選んだカードの色と同じ矢印に進むことができます。
ボード上のチップ
マップの各場所にはチップが複数置いてあります。コマが移動したら裏向きになってるものを1つ表にします。
黄色は発電機や脱出ゲート、赤はフック類、青はパレットやロッカー等、色ごとで特色があります。
サバイバーのアクション
色々あるので抜粋して紹介します。
1つ目は、ゲームの目的でもある発電機を修理するアクション!
このアクションは発電機がある場所でのみ行えるアクションです。プレイヤーはダイスを振りドクロが出なければ成功です。成功したら発電機の進捗トークンが1つ進みます。3つになると発電機の修理が完了になります。
2つ目はサバイバーの救出です。
フック吊られている味方を救うことが出来ます。救うことでサバイバー固有の能力が使えるブラットポイントを手に入れることもできます。
3つ目は、負傷したサバイバーの治療です。
キラーに攻撃されて負傷してるサバイバーを治療できます。治療アクションでもダイスを使用します。ドクロの目が出なければ成功です。
そのほかにもロッカーがあれば隠れたり、宝箱があれば道具を拾ったりとゲームを有利に進めれるアクションがありますよー!
また、サバイバー毎の能力はブラットポイントを使うことでアクションとは別に使えたりしますよ!
3.キラーアクションフェイズ
サバイバーが全員手番を終えたらキラーのターンになります。
キラーは1人で2手番連続で行います。1手番の流れは以下です。やれるアクションが違うだけで流れはサバイバーと同じです。
- カードのオープン
- カードの色のルートから選んで移動する
- 移動先のチップを1つオープン(あれば)
- 1アクションする
キラーのアクション
こちらも抜粋して紹介します。
1つ目のアクションはサバイバーへの攻撃です。
移動後に同じ場所にいるサバイバー1人に攻撃できます。サバイバーが攻撃されると負傷状態になります。
2つ目は負傷したサバイバーを担いでフックに吊るすです。
移動後に負傷状態のサバイバーと同じ場所にいる場合そのサバイバーに攻撃をして担ぐことができます。その後、フックまで移動してフックに吊ります。担いだ場所からフックが遠いほどサバイバー側に脱出のチャンスもありますよ!
3つ目は発電機を壊すです。
修理完了してない発電機を壊すことで、直す前と同じ状態にできます。
ほかにもパレットを壊したりロッカーを開けたりと色々なアクションがありますよー!
キラー毎に特殊能力(パワー)を持っています。アクションの代わりにその能力を使うことができます。
また、特殊能力(パワー)とは別にも能力(パーク)がありそれらはブラッドポイントを使うことでアクションとは別に使うことができます。
4.クリーンナップフェイズ
次のラウンドの準備をします。
- 生贄の進捗
- トークンの処理
- カードの回収
生贄の進捗
フックに吊られてるサバイバー1人につき進捗トークンを1つ進めます。
トークンの処理
トークンの処理。スタートプレイヤートークンの移動などを行います。
カードの回収
移動カードを手札に戻します。
終了条件(勝利条件)
サバイバー陣営かキラー陣営のどちらかが勝利条件を満たしたらゲーム終了です。勝利条件を満たした陣営の勝利です。
サバイバーの勝利条件
脱出ゲートをオープンする。
発電機を4つ修理すると、脱出ゲートを開けることを試みれます。ダイスを計3回成功させると脱出ゲートは開きます!
発電機と脱出ゲートは黄色いチップの中にあります。ゲーム開始時にどこにあるかは探さないといけません。
キラーの勝利条件
8ポイントを稼いだら勝利です。ポイントは主にサバイバーをフックに吊ることで貰えます。
サバイバーの能力の紹介
7人の中から数人の能力を紹介します。
メグ・トーマス
移動した後にさらに動ける「全力疾走」や発電機が治ると追加ターンを貰える「アドレナリン」などの能力を持っています。
機動力が高く、ピンチにも強いサバイバーです。
クローデット・モレル
毎ターン自分を治療するチャンスがある「セルフケア」や仲間をアクションを使わずに回復できる「植物学の知識」などの能力を持っています。
回復方面で強みがあるサバイバーで、安定感をもたらします。
キラーの能力の紹介
6体のキラーの中から数人の能力を紹介します。
ナース
原作では使いずらいが最強のキラーですが、ボードゲームではかなり使いやすいです。
固有能力として1ターンに1回好きな方向へ移動できます。通常の移動ではないため、障害物などを無視して移動できますよー!
またその他の能力として、サバイバーがダイスを振る時に失敗になる確率の高いダイスを振らせることができる「死恐怖症」という能力などがあります。
ドクター
サバイバーに電気ショックで狂気をばら撒き試合を有利に働かせるキラーです。
ドクターの能力の「カーターの電流」はアクションの代わりに近くの場所に電流を流します。電流に当たったサバイバーは能力を使うのに必要なブラッドポイントを失うか狂気状態になるかを選ばないといけません。
狂気状態になるとダイスを振る時に失敗になりやすいダイスを振らないといけなくなったり、ドクターが追加ターンを得やすくなったりします。
他にも、フックに釣られてるサバイバーがいないと毎ターンブラッドポイントが貯まる「観察&虐待」などの能力があります。
感想
原作の雰囲気を残しつつうまくボードゲームに落とし込めてる!
原作プレイ済みですが、うまくボードゲームに落とし込んだなぁと感心しました!
メインの駆け引きはどっちに逃げるかの心理戦に特化しており、キラーにいつ襲われるがドキドキしながら移動先選ぶ感じとか最高でした!
ボードゲームだと途中で脱落することも無くなっていて誰とでも遊びやすいのがgood!
キャラクターの能力が多彩でリプレイ性高い!
プレイヤー毎の能力が本当に多彩でかなりやり込めると思います。キラーが違うだけでもサバイバー側の立ち回りが変わるのにさらにサバイバーも複数あって本当に最高ですよ〜
原作再現の能力とかもあり原作やってると更にテンションが上がりますよ〜
ちなみにステージは複数パターンありますが少しやっただけだとあまり違いを感じられずでした。
ダイス判定でドラマが生まれる!
随所でダイスを振る場面があり、一番良い目が出るとゲーム展開に大きな影響を与えますよ〜
また発電機やフックの場所にもめくり運があります。
原作だと運要素は少ない方だったので原作との1番の違いかもしれません。
ダイスチェックのたびに皆が注目して結果次第では大盛り上がりですよ!
まとめ
原作の雰囲気を十二分に落とし込めているため、原作ファンなら是非やって欲しいボードゲームです!
基本の駆け引きはどちらに移動するかの心理戦ですが、そこに各プレイヤーの能力が加わりかなり多彩な展開がありますよ〜
サバイバー同士は相談してもいいが会話はキラーも聞こえてるのもミソで、会話通りに動くのかカラーの裏を書くのかの駆け引きも生まれて面白いです!
細かいルールは多いですが、基本的にはどっちに動くかの心理戦がベースでゲーム性もわかりやすいのでファンじゃなくても心理戦や個人能力要素が好きな方にはかなりおすすめのボードゲームですよー!