ゲーム概要
賞にノミネートした紙ペンゲーム
「カートグラファー」はドイツ年間ゲーム大賞2020のエキスパート部門にノミネートされたゲームです。惜しくも大賞は逃しましたが面白いですよ〜
ちなみに大賞はトリックテイキングの協力ゲーム「ザ•クルー」が獲りました。
地図が出来上がってくのが面白い
このゲームは自分の地図に地形をどんどん描き込んでいきます。最初は寂しかった地図もゲームが進むにつれてどんどん賑やかになっていきますよ〜
ただ描き込めばいいだけでなく、得点カードに描かれた条件に合うように描いていく必要があるのも面白いですよ〜
お邪魔要素ありで他人との絡みもあり!
紙ペンゲームは他人との絡みがなくソロプレイ感が強いことが多いのですが、このゲームは他プレイヤーとの絡みがあります。
待ち伏せカードと言うカードが出ると全員隣の人の地図に怪物アイコンを描き込みます。相手の邪魔になるように考えて描き込むのが面白いですよ〜
対応人数が広い!
このゲーム何人でもプレイ可能です!基本的に同時進行なのでプレイ人数に関わらずプレイ時間が変わらないのもいいですよ〜
人数に左右されないので出番が増えますね^ ^
ゲーム情報
ゲーム名:カートグラファー
プレイ人数:1人~100人
プレイ時間:30分~45分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★(max5)
内容物
- 地図シート
- 探索カード
- 待ち伏せカード
- 得点、勅令カード
- 季節カード
- プロモ
- えんぴつ
勝利条件
ゲーム終了時、得点が一番高かった人の勝ち
準備
- 勅令カード(得点カード)の準備をする
- 各プレイヤーは地図シートと鉛筆を受け取る
- 季節カードと探索の山も準備します。
ターンの流れ
以下の流れを今の季節が終わるまで繰り返します。
- 探索フェイス
- 測量フェイズ
- 確認フェイス
1.探索フェイズ
探索の山から1枚めくります。
2.測量フェイズ
探索カードに描かれた地形を自分の地図に描き込みます。
コインが書かれている地形を選んだ場合、コインを貰えます。コインを一つ塗りつぶします。
※コインは得点になります。
山岳マス
描き込み不可のマスです。上下左右の4マスを何かしらの地形で埋めるとコインが貰えます。
廃墟
廃墟カードが出たらもう一枚めくり、重ねておきます。
その地形カードを書き込む時は廃墟マスに重なるように描かなければいけません。
待ち伏せ
お邪魔カードです。カードの矢印の方向のプレイヤーの地図に怪物アイコンを描き込みます。
描き終わったらその地図を持ち主に返します。
3.確認フェイズ
季節が終わるかをチェックします。場に出ている地形カードの数字の合計と季節カードの数字を比較します。場に出ている数字の合計が季節カードの数字を超えている場合、その季節は終了し得点計算します。
得点計算
季節が終わるたびに得点計算をします。季節ごとに得点計算をするお題カードが変わります。
春はAとB,夏はBとCと言ったように季節が変わる毎に計算する得点カードが変わります。
勅令カード
季節カードに書かれたアルファベットのお題カードの得点を計算します。
例
今回の勅令カードはAとB
地図の点を計算する
今回は勅令カードから13点ゲットできる
コイン
コインは塗りつぶしている個数分得点がもらえます。
怪物アイコン
怪物アイコンは失点をもたらします。怪物アイコンの隣接するマスで埋まってないマス分失点します。
終了条件
冬が終わったらゲーム終了。
全季節の得点の合計が一番高い人の勝ち
感想
地図が出来上がっていくのが楽しい
寂しい地図がどんどん賑やかになっていくのがとても楽しいです。さらに人それぞれの地図が出来上がっていくのでゲームが終わった後に他の人の地図と見比べたりするのも楽しいです!
個人的に地形ごとでペンの色を分けて描くのもおすすめですよ〜
得点を考えながら地図を作ってくのが面白い
毎回4つの得点カードが出ます。その得点カードの条件に合わせて地形マスを描いていくパズル的な要素が面白いですよ!
リプレイ性高い!
得点カードが毎回変わるのでやるたびにプレイ感が変わります。さらにミニ拡張やプロモカードも入っているので何回でも遊べますよ〜!!
紙ペンなのに他人との絡みもある
他の人と絡みがある紙ペンゲームは珍しいと思います。お邪魔要素なので好みは分かれると思いますが個人的には好きな要素です。また、お邪魔マスがあるお陰で皆それぞれ違った地図になりやすいと思います。
ゲーム後の地図の姿の多様性にも一役かってるのではとも思いました。
人数制限がないのがいい
紙ペンゲームに多い特徴ですが、プレイ人数の制限がありません。さらに同時進行で何人でやってもプレイ時間が延びないのもいいですよ〜!