こんばんは、せいたかです。今日はパッケージのおじさんがカッコいい「ファーナス」と言うゲームを紹介します。「ファーナス」の作者は、「スマートフォン株式会社」と同じです。「スマートフォン株式会社」は、画期的且つ洗練されたルールで話題になったゲームです。2020年に2版がでて気に入ったゲームです!
↓ここで簡単に紹介してます↓
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ゲーム概要
19世紀の資産家のとなり発展を目指す
プレイヤーはロシアの資産家となり、企業を手に入れて資源を生み出したり加工したりしてお金を生み出していきます。
資源をうまくやりくりしてお金を増やして行く
自分の企業を使い、資源を生み出したり、加工して他の資源やお金に変えていきます。企業を集めて資源うまいこと変換していくのが楽しいですよ〜
カードの獲得に競要素あり
企業を獲得するには競り落とす必要があります。各プレイヤー4〜1が書かれたディスクを持っています。そのコマを場に並んだ工場カードに置き、工場カードの獲得を狙います。最終的に1番大きい数字のコマを置いた人がそのカードを獲得できます。
競に負けると資源がもらえる
企業カードの競の時に負けた人は負けただけで終わりではありません。負けた人はそのカードに書かれた資源を貰うことができます。そのため、あえて競り負けに行くというプレイングも大切になります
ゲーム情報
ゲーム名:ファーナス
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:30分~60分
おすすめ度:★★★★(max5)
プレイ難易度:★★★(max5)
勝利条件
1番お金を稼いだ人の勝ち
準備
- 入札ディスク(1〜4)とプレイヤーマーカーを受け取る
- 資本家カードと初期企業カードをランダムに配る
- 初期企業カードの上部に書かれた初期資源を受け取る
資産家カードには自分だけが使える能力が書かれています。例えば、ディスクが一つ増えたり、同じカードの効果を2回使えたりします。
ターンの流れ
ラウンドは以下の流れで行います。
- 入札フェイズ
- 生産フェイズ
これを4ラウンド行います。
カードの見方
1.入札フェイズ
場に並んだ8枚のカードの上に入札ディスクを置きます。1つ置いたら隣の人のターンになります。
これを全員が置き終わるまでやります。
置く時のルール
- 同じカードに同じ色は置けない
- 同じカードに同じ数字は置けない
です。
全員が置き終わったら左のカードから処理します。
- 1番大きい数字を置いた人はそのカードの競りに勝ちましたので、獲得できます。
- 競りに負けたプレイヤーはカードの上部に書いてある資源×置いたコマの数字分獲得できます。
2.生産フェイズ
自分のカードの効果を使っていきます。効果は1枚ずつ処理する必要があります。
効果は下記のようなものです。
資源を生み出す効果
資源のマークの効果は、その資源をそのまま貰うことができます。
資源を変換する効果
資源を変換できます。変換できる上限も書いてあります。
※×1は1ラウンドに1回まで、×2は1ラウンドに2回まで使える等
お金に変換する効果
資源をお金に変換できます。変換できる上限も書いてあります。
カードの改良効果
歯車チップと石炭を使うとカードを改良することができます。改良すると効果が増えます。
終了条件
4ラウンド終了したらゲームが終わります。
この時1番お金を稼いできた人の勝利です。
感想
ルールがスッキリしていてプレイしやすい-good
見た目は複雑そうなルールをしていますが、無駄なルールがなく見た目よりプレイしやすいと感じました。
競りフェイズはディスクを置いて、勝ったらカードを負けたら資源を貰います。
生産フェイズには、企業の効果を使って行くのみです
カードも資本家カード以外に文字もないし、かなりプレイしやすい中量級だと思いました!
資源変換が面白い-good
企業カードの効果を上手く使って資源を変換してくのが面白いです。上手いこと連鎖させて効率よくお金に変換するのが楽しいですよ〜
負けても意味がある競りフェイズが面白い-good
競フェイズでは、カードを競るのですが、負けた時に資源がもらえるのが面白いです。負けることに意味があるため、どこで負けるかどこで勝つかを考えるのが楽しいです。
4は勝ち確定のため、競りというよりは早取といった感じです。他にも負け確定のカードにディスクを置いて資源を貰ったりとプレイ感は競というよりはワーカープレイスメントのような感じでした。
ちょうどいいラウンド数-good
このゲーム4ラウンドで終わります。個人的には間延びしないいいタイミングで終わるといった感じでした。企業カードが増えるほど変換がややこしくなるので、慣れるまでは3ラウンドで止めるのもありかもしれません。
資本家カードの能力が面白い-good
資本家カードには、その人にしか使えない能力があります。例えば、その人だけ2のディスクが増えるとか、石炭を払うと1枚だけ効果を2回使えたりとかです。
全体的に強い効果でプレイ感が結構変わるので、リプレイ性も高いですよ〜
他の人が何をやってるのかが分かりにくい-bad
他人との絡みは競フェイズで結構ありますが、得点を取るのは生産フェイズです。生産フェイズは全員同時に行えますが、全員同時にやってしまうと誰が何してるのか全然わかりません。その点が結構人を選びそうだなと思いました。競フェイズでインタラクションはあるものの、ソロプレイ感は結局強いと感じました。
まとめ〜洗練された新感覚の競り×エンジンビルド〜
ルールに本当に無駄がなく、見た目に反してかなりプレイしやすいです!そしてシンプルにエンジンビルドが楽しいですよー
競りも負けることにメリットを持たせているのが新しいし、個人能力もしっかり強いので、何回もプレイしたくなっちゃいます!
資源コネコネ系が苦手でなければ是非やってみてほしいです✨