どうも、せいたかです。今回紹介するゲームは重量級ゲームの中でもコンポーネントが特徴的で見ているだけでテンションが上がるゲームです。ターンにやることは置くか取るかのみですがそれが非常に悩ましい傑作重ゲーだと思います^ ^
おすすめポイント
「先を見越したプレイが試される歯車のギミックを用いたシステム」
「信仰、建築、奉納などの様々な勝ち筋」
カンタンなゲーム紹介
ゲーム名:ツォルキン
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:90分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★★★(max5)
ツォルキン:マヤ神聖歴 (Tzolk'in: The Mayan Calendar) 日本語版 ボードゲーム
- 出版社/メーカー: ホビージャパン(HobbyJAPAN)
- 発売日: 2014/09/06
- メディア: おもちゃ&ホビー
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中央の大きい歯車に連動して周囲5つの小さな歯車が回るギミックが特徴的なゲームです。
毎ターン回転する歯車の動きを考え、先を見越して、歯車にワーカーを配置していきます。資源を集め、建造物の建築や神々への奉納をしながら得点を稼いでいくゲームです。1ターンに1目盛回転する中央の歯車が一周したらゲーム終了になります。一番点数が高かった人の勝ちです。
毎ターン歯車が移動するため、ワーカーを寝かせるほど強い効果になります。いつ置いていつ取るかを考えるのが楽しいボードゲームです。
ゲームの流れ
ターンは全部で26ターンあります。
自分のターンになったら
1.ワーカーを置く。
2.ワーカーを回収し、効果を発動する。
の2つのうち1つを行うのみです。
ワーカーは1ターンに手持ちのワーカーいくつでも置くことができます。しかし追加のコーン(このゲームではコーンが通貨)がかかってきます。また、置く場所は置きたい歯車の空いている中で一番低い位置からしか置けません。ちなみに回収にはコストはかかりません。
全員のターンが終わったら歯車を1つ進めます。また、ゲーム中に4回フードデイがきます。フードデイは、ワーカーに食料を供給します。加えて資源をもらえたり得点をもらえたりします。26ターン終わったら最後のフードデイを行います。その後得点計算を行い勝者を決めます。
各歯車の紹介
次はそれぞれの歯車の効果を軽く説明します。
1.パレンケ
パレンケはコーンや木材を入手できる歯車です。コーンは、ワーカーを複数置くときやフードデイ、後述のウズマルなどに使用します。
2.ヤシュチラン
資源を得られます。資源は木材、石、金、水晶髑髏があります。
クリスタルスカルはブルーの透明なプラスチック製でクオリティがすごい高いです。某夢の国の遺跡のアトラクションみたいでテンション上がります。^ ^
3.ティカル
建築や技術発展ができます。
建築はゲーム終了にボーナス点がもらえるようになる記念碑(上段)や、技術や信仰、などをあげれる建物(下段)があります。
技術発展は上のような技術トラックで管理します。技術は特定のアクションをした時に追加の効果を得たり、コストを少なくできたりできます。
4.ウズマル
コーンを使い色々できます。
追加のワーカーを得たり資源の変換等様々な効果があります。
5.チチェン・イツァ
信仰を上げ点数を得ることができます。
ただし効果を発動するには水晶髑髏を奉納する必要があります。
信仰は上記のようなトラックで管理します。
フードデイのタイミングでこのトラックを参照し、順位による特典ボーナスや資源のボーナスがあります。ゲーム終了時も、信仰度と順位で得点が貰えます。
6.スタートプレイヤーマス。
スタートプレイヤーになれます。また、ターン終わるたびに1つずつ溜まっていくコーンも獲得できます。
まとめ
「こことここに置いて、何ターン後にはこうなってるからこれやる!」みたいな感じで先を見越してプレイする必要があります。歯車が連動して動くシステムも見てて楽しいです。またゲーム自体は、勝ち筋が沢山あります。例えば、資源の技術を重視して神殿や建物を建築する作戦や信仰に特化してクリスタルスカルで奉納しまくる作戦、農業に特化する作戦など様々あり何度やっても飽きません。作戦を考えるだけでも楽しいです。クリスタルスカルもクオリティが高く雰囲気もgood!テーマとシステムがマッチした重ゲーに仕上がっています。おススメです。
では良きボドゲライフを〜