せいたかのっぽの備忘録

自分の好きなことを残していこうと思います。主にボドゲ

エスノス 〜様々な部族の力を借りながらの陣取りが楽しいゲーム〜【レビュー・ルール】

 

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どうも、せいたかです。今回は様々な種族の力を借りながら陣取りをするゲームを紹介します。種族が12種類もあり毎回ランダムに選ばれる6種類の種族の能力を上手く活かして陣取り合戦するのが非常に楽しいゲームです。

おすすめポイント

臨機応変にカードの組み合わせを考えるのが楽しい」

「2人から6人まで対応!しかもダウンタイム(待ち時間)がかなり短い!」

「毎回変わる種族の組み合わせからくるリプレイ性」

ゲーム情報

エスノス日本語版/ケンビル/Paolo Mori

ゲーム名: エスノス 

プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:45分〜60分

おすすめ度:★★★★★(max5)

プレイ難易度:★★★(max5)

様々な種族の力を借りながら部隊を組み、

王国に一番影響力のあるプレイヤーになることを目指すゲームです。

ゲームの流れ(ルール)

種族選び(準備)

まずゲームの初めに今回のゲームで使用する6種類の種族を選びます。(3人以下の時は5種類)

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選ぶ時は上のランダマイザーカードをつかいます。12種類の種族を見ているだけでワクワクしますよね。種族毎の簡単な紹介はまた後で書きます。

ラウンド数と終了条件

このゲームは全体で3ラウンド行います。(3人以下は2ラウンド)各ラウンドは、ドラゴンカードが3枚出てきたら終了になります。ドラゴンカードは山札の下半分にランダムで入っているので後半はいつ終わるかわからないドキドキがあります。

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ラウンド終了の度に得点計算をしてします。

得点方法

1.エリアボーナス

6つのエリアがあります。ラウンド終了時に各エリアごと一番多くコマを置いていた順に得点が貰えます。

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得点はラウンド毎に変わってきます。各エリア1ラウンド目は1位がIの数字だけ得点が貰えます。2ラウンド目は1位の人がⅡの得点を2位の人がⅠの得点を3ラウンド目は1位がⅢ、2位がⅡ、3位がⅠの得点をもらいます。

2.部隊ボーナス

場に出した部隊それぞれ点数ももらえます。枚数が多い部隊を組んでいた方が得点が貰えます。1枚の部隊は各0点、2枚の部隊は各1点、3枚の部隊は各3点...と言ったような感じです。ボードに部隊毎の特典も記載されています。

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ターンの流れ

ここから各ターンに行えることを説明していきます。プレイヤーがターンにできることは2つです。

1.カードの補充

プレイヤーは場に並んだカードか山札から1枚手札に加えます。手札の上限は10枚です。10枚の時はカードの補充はできません。また、山札から補充した際にドラゴンカードを引いた場合は脇によけて引き直します。

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2.部隊の編成

手札から部隊を編成します。編成の仕方は2通りあります。①同じ色(地域)のカードのみで編成 ②同じ部族のみで編成 です。①②を組み合わせて出すことはできないので、全部同じ色か全部同じ種族でしかカードを出すことができません。

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そして、一番上にした種族の効果が発動します。また、一番上にした地域自分のコマを置くことも可能ですが、すでに置いてあるコマの数よりも多い枚数の部隊を出さないとコマを置くことができません。加えて残りの手札を全て場に出します。このゲームは部隊を出したあと残った手札は保持できません。

ターンでできることまとめ

自分のターンで行うことは以上です。カードを引くか出すだけなので、ダウンタイム(待ち時間)も非常に短く人数が増えると待ち時間が気になるなんてことはありません。むしろ人数が少ないと「え、もう来たの?」ってなるくらいです。

上記の流れを繰り返し、最終的な得点が一番多かった人の勝利です。

種族の能力紹介

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左上から紹介していきます!

1.ミノタウロス

マーカーを置く際に部隊の枚数を+1できます。エリアにマーカーを置きやすいため、ゲームの後半に活躍します。

2.オーク

専用の個人ボードが用意されます。オークの部隊を出せば出すほどボードにマーカーが乗っていきます。沢山乗っている程得点が増えます。

3.マーフォーク

特別なボードが用意されます。マーフォークの部隊の枚数だけボードの自分のマーカーを進めることができます。進める程得点が貰えます。

4.スケルト

どんな種族とも部隊を組めます。その代わりに部隊枚数での得点が下がってしまいます。

5.トロール

部隊を出すと得点チップを貰えます。得点チップは早い者勝ちですが、部隊の枚数以下の得点のチップしか貰えません。

6.ウィザード

部隊の枚数だけ山札からカードを引けます。運要素はありますが次に繋げやすい効果です。

7.ウィングホーク

好きなエリアにマーカーを置くことができます。周りのマーカーなどに応じて臨機応変な対応ができる能力です。

8.ケンタウロス

ケンタウロスの部隊を出した時、残りの手札で即座にもう1部隊出すことができます。エルフ同様この種族が場にある場合、手札を溜め込みやすく大きな部隊が狙いやすくなります。

9.ドワーフ

部隊の枚数の得点計算の時、一つ上の得点をもらえます。

10.エルフ

部隊の枚数だけ手札をキープできます。基本的に部隊を出すと手札が0になるゲームですので強力な効果です。エルフが場にある場合は手札を溜めやすいです。

11.ジャイアン

ラウンドで1番大きいジャイアントの部隊を出していた場合、ボーナス点が貰えます。

12.ハーフリング

枚数が他の種族の2倍あります。そのため枚数が大きい部隊を組みやすいです。しかしマーカーを置くことができません。そのためハーフリングを使う際は、部隊枚数での得点しか狙えないです。

スリーブ情報

カードサイズは89mm×57mmです。カードも薄めのためハードが良いとおもいます。

「CAC-SL105 アメリカンサイズ・ハードスリーブ」がオススメです。

カード合計171枚です。

まとめ

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部隊の効果を駆使しながらの陣取りが楽しいです。種族の能力がかなり個性的で種族によって戦略性がかなり変わります。種族の効果もシンプルで初めての人がいても効果の把握に時間がかからないのも評価しています。初めての人でも十分楽しめます。また、12種類いる部族から1ゲームで使用するのは6種類なのでやるたびにプレイ感が変わるのもgood!

ターンにやることはカードを引くかカードを出す(部隊を組む)だけなので待ち時間が短く人数が増えても気になりません。

ルールはシンプルながら対応人数が広く初めてでも楽しめ、かつリプレイ性が高いです。

皆さんも是非種族能力を活かしながら熾烈な陣取り合戦を楽しんでください^ ^

では、良きボドゲライフを〜