どうも、せいたかです。アブルクセンは、カードをたくさん出して手札をなくした人が勝ちなカードゲームです。少し変わったルールがあり、このルールが非常にいいアクセントになっています。運だけでなく戦略も必要になってくるとても面白いカードゲームです。
ゲーム情報
ゲーム名:アブルクセン
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:30分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★(max5)
ゲームの流れ(ルール)
勝利条件
手札を誰かが出し切るか、中央のカードが全てなくなったらゲーム終了です。
その時に場に出ている枚数から手札の枚数を引いた数が得点になります。得点が1番多かった人の勝利です。
準備
カードは1から13のカード8枚ずつとxが4枚あります。そこからランダムに1人13枚手札を配ります。そして、残りを山札にし中央に置きます。そこから6枚めくり並べたら準備完了で
ターンの流れ
自分のターンになったら手札からカードを出します。出し方は、同じ数字なら何枚でも出すことができます。前の人が出した枚数に関係なく出すことができます。また、カードは自分の前に出していきます。前に出したカードが残っていたらその上に重ねて出します。
ここまでのルールだとなんか簡単じゃない?って思いますよね、、アブルクセンの大きな特徴は次に説明する攻撃(吹き飛ばし)がアブルクセンの1番大切なルールです!
攻撃(吹き飛ばし)
ここから少し複雑になりますが、攻撃(吹き飛ばし)はこのゲームのキモです。
自分が出したカードが以下の条件の時に攻撃ができます。
- 他のプレイヤーの1番上のカードが、自分が出した枚数と同じでかつ、自分の方が数字が大きいとき。
写真は、左の人が8の2枚を出したあと自分が12の2枚を出した時の写真です。このような時、攻撃が発生します。ちなみに攻撃は、条件を満たした時には必ずしなければなりません。
攻撃をした時の流れは以下になります。
- 攻撃した人が攻撃したカードをもらうか決める
- 攻撃されたプレイヤーは、攻撃された枚数中央に並んだカードから好きなカードを受け取る。ただし、攻撃されたカードが残されていた場合、代わりにそのカードを回収しても良い。
- 中央からカードを受け取っていたら6枚になるよう山札から補充する。
ちなみに攻撃した側は、中央に並んでるカードをもらうことができません。中央に並んでるカードをもらえるのは攻撃された側のみです。(攻撃された側も出したカードを回収することを選んだ場合は中央に並んだカードをもらえません。)
感想
最初ルールを見たとき、攻撃が少しややこしくて面白いのかなぁと思っていました。けど、このルールが最高に面白いです。攻撃すると言うことは、相手の場のカードを減らせます。得点が場の枚数引く手札なので、場の枚数を減らすことは単純に相手の点数を減らすことにつながります。また、相手のカードをもらうのは、カードを集めることになります。このゲームは、同じ枚数でないと攻撃されません。そのため、カードを集め、同時に出せる枚数が多いと攻撃されづらくなり、さらにたくさん出せているため点数も伸びます。ここまでが攻撃のメリットです。
しかし、攻撃のデメリットもあります。ここがまた面白いです。攻撃のデメリットは、攻撃された時にもらえるカードにXや13などの強いカードがあった時に発生します。強いカードが並んでいるときはそのカードをもらえるため、むしろ攻撃された方が良かったりします。なので、このようなときはみんなこぞって数字の低いカードを出すのです。ここで、攻撃の条件を満たしたときは絶対しないといけないルールが効いてきます。相手が低い数字を出したときにそれより強いカードを出してしまうと攻撃しなければいけません。そして並んでる強いカードをその人にとられてしまいます。
このように攻撃(吹き飛ばし)がこのゲームをとても面白くしています。並んでるカードが弱いときは殴り合い、並んでるカードが強いときはいかに攻撃されるかのしゃがみ合いが展開されます。作戦も色々あり、たくさん集めて一気に出す作戦や攻撃をかわしつつカードを集めずに一気に出し切ったりと戦略の幅も広いです。みんなでカード集めてたら気づかないうちに、1人がカードを出し切ったりとか結構あるあるです 笑
最初、ルールはとっつきにくいですが、一度理解してしまうとめちゃくちゃ面白いです。大富豪とか好きな人は絶対にハマると思います。お気に入りのカードゲームの1つです。ぜひ遊んでみてください^^
では良きボドゲライフを〜