『街コロ通』の『街コロ』からの変更点をまとめました!『街コロ』をプレイしたことがある人向けに書いてみました^ ^
かなり良いバランス調整だと思います。
個人的に街コロと比べて大きく3つの面で良くなっていると感じました。
- 収束性の向上
- トップとの差がつきにくくなった
- 戦略性の向上
この違いによりかなり好きなゲームに進化していました。
『街コロ』は、サイコロを振ってお金を稼いで街を大きくしていくと言う初心者にもわかりやすく楽しい魅力的なゲームでしたが収束性がイマイチな点とトップ独走の展開がある点が気になっていました。しかし今回はそこが改善されていました!
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seitakanoppomemo.hatenablog.com
変更点その① - 勝利条件の緩和
勝利条件のランドマークの建設数が4→3軒に減っています。コスト的には4金が無くなった感じなので若干ではありますが、収束性が良くなっています。
変更点その② - ランドマークの効果の変更
この変更がかなり大きいです。
前作は固定の4軒しかありませんでしたが今回は20種あります。
そして全員に効果があるものが増えました。他にも負けているプレイヤーに恩恵がある効果もあります。
トップはコストをかけて皆に効果があるものを勝つために買う必要があるため、一時的ではありますが差が詰まります。
その結果負けているプレイヤーへのチャンスが前作より増えました。
この変更で以下の恩恵がありました。
- 全員に効果がある建物を建てる展開になるため後半ゲームが加速する
- トップは勝利条件を満たすために、全員に効果がある建物にコストを割く必要があるため、一時的に差が詰まる
- ランドマークの種類が増えたのでゲームの展開が多様になる
結果、収束性の向上、展開の多様化、トップ独走対策の3つがランドマークの変更の良い点だと思います。
その③ - 建物の効果の強化
建物の効果が前作から強化されています。結果、ゲームの加速度が上がり収束性が良くなりました。
その④ - ダイスを最初から2個振れる
今作はゲーム開始時からダイスを1つ振るか2つ振るか選べます。これにより序盤から選択肢が増え戦略性が向上しました。
その⑤ - サプライのならべ方の変更
今回はサプライの並び方が変更されています。前作は建物の10種を並べるのみでしたが、今作は対応している目によって列が分けられています。
1-6の目の建物、7-12の目の建物、ランドマークをそれぞれ5種類出るように並べます。
この変更により、狙った建物を買いやすくなり戦略性が向上しました。
まとめ
正直『街コロ通』は『街コロ』の気になってたところが改善されていて非常に好みなゲームに進化しました。もともと初心者におすすめのボードゲームでしたが、今作で弱点がなくなりさらにおすすめのボドゲになったのではと思います^ ^