こんばんは、せいたかです。今回紹介するのはチーム戦のボードゲームです。2人チームで対戦するボードゲームで、シンプルなルールながら奥が深いです。最初やった時は面白さがわからなかったのですが、やればやるほど発見があり、味方との連携や敵の手札の予測などの駆け引きができるようになるとどんどん面白くなっていきました!今ではお気に入りのゲームです^ ^
ゲーム情報
ゲーム名:ごいた
プレイ人数:4人
プレイ時間:20分〜30分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★(max5)
どんなゲームなの?
『ごいた』は石川県能登町宇出津地区で生まれ、100年以上前から遊ばれ続けているボードゲームです。本来は将棋のコマのような木製のものですが、今回紹介するものは手軽に遊べるカードタイプのものを紹介します。
『ごいた』は2対2のチーム戦のボードゲームです。8枚の手札をいち早く出し切ることを目指します。カードを出し切った人がいるチームが勝ちで、最後に出したカードに応じて得点が入ります。先に150点取ったチームの勝ちです。ちなみに、自分の手札の情報は話してはいけません。出したカードやパスしたタイミングなどから味方や敵のカードを予測してプレイしていきます。
内容物
32枚のカードとサマリーが4枚、得点計算用のカードが2組あります。
32枚の内訳は以下のようになってます。
- 王、飛、角-----各2枚
- 金、銀、馬、香-----各4枚
- し-----10枚
準備
まずチームを決めます。「し」2枚と「王」2枚をランダムに配って「し」のチームと「王」のチームに分かれます。「王」チームが先行で、どちらかがスタートプレイヤーなります。
チームは対面に座ります。
手札を8枚配ります。カードは全部で32枚あるので配り切ることになります。
勝利条件
チームで150点とったら勝ちです。
得点カードで点数を計算します。
ゲームの流れ(ルール)
基本的な流れは、
受けて攻める
です。
2枚セットでカードは出されます。
上のカードが「受け」で下のカードが「攻め」です。
前の出したプレイヤーの「攻め」のカードを上のカードで「受け」て下のカードで「攻め」ます。
これを順番にやっていき手札を出し切った人が勝ちです。
最初のプレイヤーは「受け」の部分に裏向きでカードを伏せます。その下にカードを置いて「攻め」ます。
反時計回りに順番が回ってきます。順番が回ってきたら2つから選びます。
- パス
- 受ける
受ける場合は、上に今攻めに使われているカードで受けて、下に「攻め」のカードを置きます。
これを繰り返します。もし自分の攻めがすべてパスされて自分のターンに来た場合は、最初のプレイヤーと同じように「受け」の部分は好きなカードを伏せて、新たな「攻め」のカードを出します。
誰かが8枚目のカードを出したらそのプレイヤーのチームに点が入ります。点数は8枚目のカードによって変わります。
- 王-----50点
- 飛、角----40点
- 金、銀-----30点
- 馬、香-----20点
- し-----10点
です。
特殊なカード
王
王は「香」と「し」以外の全てを受けることができます。
ただし、攻めに使う場合には、制約があります。
- 既に他の人が「王」を場に出ている。
- 自分が二枚とも「王」を持っている。
上のどちらかの時しか王を攻めに使うことができません。そのため「王」は基本的に「受け最強のカード」です。そのためいつどこで「王」を使わせるか、「王」を使うかがこのゲームの醍醐味です。また、「受け最強」をすり抜けることができる「香」や「し」も重要なカードです。
特殊なルール
点数2倍
最後に7枚目を伏せて、8枚目を出した時に2枚とも同じカードの場合、点数が2倍になります。※7枚目が伏せらないと2倍になりません。
上の場合は、10点×2の20点もらえます。
5し
配られた時に「し」を5枚持っている場合のみ適応されるルールです。
5枚「し」をもってる人の相方はそのまま続行するか配り直しかを選べます。
ちなみに6枚以上持っている場合は勝ちになります。何枚持ってるかで点数は変わりますが今回は割愛します。
まとめ
シンプルながら奥が深いチーム戦
『ごいた』は相手の攻めのカードに対して受けて攻めるだけのシンプルなルールです。最初はただ出すだけのゲームですが、やっていくうちに「このタイミングでこれを出したからまだこれ持ってるな」とか「ここでこれを出して敵の王を使わせることで味方が勝てるな」とか味方や敵の手札が予測でき、どんどん深い駆け引きが生まれてきます。プレイするたびに「こここうすれば勝てたのかぁ」とか「これ持ってると思ったからこれ出したんだよね」とか成長等も感じられ、何回も連続でやりたくなってしまいます^ ^ 味方とうまく連携できた時の喜びはチーム戦ならではだと思います!1プレイ長くても30分程度なのも、繰り返しやってしまう要因だと思います。
今回紹介した以外にもカードが将棋のコマに見立てられたタイプのカードもあります。