お疲れ様です。せいたかです。今回紹介するのは有名なボードゲーム『チケット・トゥ・ライド』シリーズの1つである『チケット・トゥ・ライド ロンドン』です。他シリーズではプレイ時間1時間ほどのものが多いのですが、このロンドンはプレイ時間20分と短いです。短くても『チケット・トゥ・ライド』の魅力はギュッと凝縮されたゲームになっています^ ^
『チケット・トゥ・ライド』シリーズとは
2004年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した作品です。北アメリカを舞台に線路に自分のコマを置いていき得点を競うゲームです。人ごとに繋ぎたい地点が秘密裏にあります。しかし線路は限られているため誰がどこを繋ぎたいのか予想しながら線路を引いていく必要があり、そこの駆け引きが最大の魅力です。
ルールはとてもシンプルです。シリーズを通して基本的なルールは同じです。後述のルール説明で概要はわかると思います。2004年の無印がアメリカでそこからヨーロッパやドイツなど様々なパターンがあり、2020年には拡張で日本マップも登場します。それぞれマップが違い追加要素があるタイプもあります。
ゲーム情報
ゲーム名:チケット・トゥ・ライド ロンドン
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:20分
おすすめ度:★★★★(max5)
プレイ難易度:★★(max5)
内容物
・マップ ・目的カード ・バスカード
・バスコマ ・プレイヤーコマ
です。うちばこが仕分けできるようになっているのもgood!
目的カード
ゲームの最初に配られるカードです。カードに書かれている地点を繋ぐことができればゲーム終了時に書かれている点数をもらうことができます。しかし繋ぐことができなかった場合書かれている数字分失点になります。距離が遠いほど点が高いためハイリスクハイリターンです!
ゲーム開始時に2枚配られます。その中から最大1枚捨てることができます。
ターンの流れ(ルール)
時計回りにターンは進みます。
自分の手番になったら3つの中から1つを行います。その後ターンは隣のプレイヤーになります。
- バスコマの配置
- バスカードの入手
- 目的地カードの入手
1.バスコマの配置
手札からバスカードを使いコマを配置していきます。おきたい路線の色が一致しているカードをマスの数分払うことでバスコマを置くことができます。灰色の路線は何色でも構いません。
また、バスコマを配置すると得点が貰えます。路線の長さによって点数が変わります。書いてある点数分得点トラックを進めます。
2.バスカードの入手
並んでいるバスカードか山札から2枚受け取ります。虹色のカードを受け取る際は1枚しか受け取れません。虹色は何色のカードとしても使えます。
3.目的地カードの追加
目的地カードの山から2枚引きます。その中から1枚以上自分の目的地カードに加えます。
ゲームの終了条件と得点
誰かの残りのバスコマが2個以下になったら1週ターンを回りて終了です。その後得点計算をして一番点数が高かった人が勝者です。
得点計算
得点はすでに貰っているバスコマを置いたときの点数に加え「目的地カード」と「地区ボーナス」の得点も追加します。
地区ボーナス
マップ上にある地区を全てつないでいた場合その地区の数字分得点が貰えます。
この場合、青の③を全て繋いでいるため、3点のボーナス点が貰えます
感想
20分の中に熾烈なルート争いがあります。路線は早い者勝ちなので、「あいつもここ通りたいなら早めにコマを置いておこう」と他の人の思惑を予想しながらコマを置いていきます。また目的地以外にも「地区ボーナス」もあるため、「地区ボーナス」を狙いつつ他のプレイヤーの邪魔をするという作戦もあります。
ゲームが進むにつれてどんどんコマが置かれていく風景は見ているだけで楽しいですよ!
ルールも簡単でいて駆け引きも楽しいいいゲームです。最後に『チケット・トゥ・ライド』シリーズの個人的なおすすめを書いて終わりにします。
個人的におすすめの『チケット・トゥ・ライド』 シリーズ
1.短時間でチケライの魅力を凝縮!
短時間系では「ニューヨーク」もありますが、「ニューヨーク」はマップに得点トラックがないため紙に得点を書くことになります。自分は得点トラック有が良かったので「ロンドン」にしました。ただ「ニューヨーク」の方が知ってる地名が多いかなっと思います。
2.やっぱり本家!じっくりチケライを堪能!
最初に出たチケライです。60分くらいかかるためじっくりチケライを楽しむことができます!マップもその分広いためコマがどんどん増えていく様子は壮観ですよ〜!ルールは「ロンドン」とほぼ同じで「地区ボーナス」がなくて変わりに、一番路線を長く繋いだ人がボーナスを貰えます。最長争いも本家ならではで楽しいです!
3.ガチゲーマーにオススメ!なチケライ
基本的なルールは同じですが、「ドイツ」には乗客が追加されます。乗客コマが置いてある地点を結ぶと得点が貰えます。他のシリーズでは、序盤はカードをため込む流れになりがちですが、「ドイツ」の乗客は早い者勝ちのため序盤から路線を取る動きも強くなります。勝ち筋が増えますので他シリーズよりもガチゲーマー向けです!とは言え、そもそも基本のルールはシンプルですのでそこまで難しくはありませんよ!
4.最新版の拡張!日本!
2020年現在最新のマップになります。日本なので知ってる地名ばっかりでもう楽しそうですよね!(すみません。自分もやったことありません。)
拡張ですので他のチケットトゥライドが必要です!