どうも、せいたかです。今回紹介するゲームはパッケージのおじさんの見た目通りかなり渋いゲーム性の競りゲームです。それでいてルールはとてもシンプルです。シンプルイズベストを体現したようなゲームです!
ゲーム情報
ゲーム名:翡翠の商人
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:20分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★(max5)
内容物
ゲームの流れ(ルール)
このゲームは少し変わった競り方式で、カードを集めていくゲームです。一番得点を集めた人が勝ちです。
カードの紹介
1.翡翠(12枚)
集めれば集めるほど得点が高くなるカードです。全部で12枚あります。
何枚で何点かはカードに記載されています。
2.香辛料(14枚)
ゲーム終了時に香辛料カードの数字の合計の順位で得点が貰えます。1位24点,2位12点,3位6点です。
3.金(8枚)
数字がそのまま得点になります。1から8まで1枚ずつあります。
4.偽金(6枚)
数字がそのまま得点になります。しかし、自分の金の合計より偽金の合計の方が高い場合、偽金の得点は0になります。
例えば、上の写真の場合、金が合計11で、偽金が合計7あります。金の合計が偽金の合計よりも高いため、4枚で11+7=18点です。
この場合だと、金の合計が5で、偽金の合計が7です。金の合計が偽金の合計より小さいため、偽金は全て0点になってしまい、3枚合計で5点になります。
5.書物(16枚)
A,B,C,D,Eの5種類(3枚ずつ)とどのアルファベットにもなれるX(1枚)があります。
5種類セットで20点,4種類だと10点,3種類だと5点です。2種類は2点で、1種類は1点です。
競りのやり方
少し変わった競り方式です。通常の競りは獲得するものに対してどれだけ払えるかの釣り上げが基本だと思いますが、このゲームは貰えるものをどこまで減らせるかで競りをしていきます。
毎ラウンド8枚のカードがめくられます。1ラウンドで各プレイヤーは1回カードを獲得できます。カードを獲得したプレイヤーは次のラウンドまで待ちになります。
競りの流れ
- スタートプレイヤーは並んだ8枚のカードに対して自分が獲得したい枚数を宣言します。スタートプレイヤーは最初はジャンケン等で決めますが、次ラウンドからは前のラウンドで最後にカードを受け取った人がスタートプレイヤーになります。
- 次のプレイヤーはパスするか前のプレイヤーより低い数字を宣言します。
- 最終的に一番低い数字を宣言した人がその枚数を場に並んだカードから獲得します。獲得したカードは自分の前に並べます。
- 残ったカードでまた競りを続けます。この時、既にカードを獲得したプレイヤーは次のラウンドまで待ちになります。
- これを全員が1回ずつカードを受け取るまで繰り返します。
宣言の仕方
枚数で宣言をしますが、カードを獲得している状態では「〜枚貰って1枚返します。」が増えます。例えば、前のプレイヤーが「2枚」と宣言した場合には「パス」か「2枚貰って1枚返す。」か「1枚」の3つ選択肢が生まれます。ただ、2枚返すことはできません。
そのため、…「3枚」>「3枚貰って1枚返す。」>「2枚」>「2枚貰って1枚返す。」…となります。
終了条件&勝利条件
7ラウンド行ったらゲームが終了します。その時獲得したカードの合計得点が一番高い人が勝利です。ちなみに、カードは全て使い切ります。
まとめ
シンプルなのに悩ましさが半端ない
各ラウンドやることは、枚数を宣言してカートをもらうだけのため非常にシンプルです。ですが、その宣言が重いです。少しでも欲張った宣言をしてしまうとすぐ他の人に欲しいカードを取られてしまいます。「あいつはこれ狙ってるからこの宣言ならパスするかな」とか「今回はこれだけ取れればいいからこの数字を宣言しよう」とか考えながら宣言をしていきます。非常に悩ましいゲームですが、悩むところは宣言する枚数のみのためゲームの作りがスッキリしていてプレイしやすいです。ゲームのルールに無駄がなく、シンプルイズベストなゲームです。
値段も定価1500円と安いので買って損はないゲームだと思います!
では良きボドゲライフを〜