今回紹介するゲームは、ドラゴンやモンスターが巣食うダンジョンへ探検しに行きます。度々くるドラゴンのブレスをかい潜り、アーティファクトというお宝を盗み出すゲームです。ルールが結構あるので抜粋して紹介します!(それでも長いかも、、)
ゲーム情報
ゲーム名:クランク
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:30分~60分
おすすめ度:★★★★★(max5)
プレイ難易度:★★★(max5)
※執筆時(2020.1)には品切れで高騰しています。見つけたら購入しておいて損はないかもしれません。
内容物
どんなゲーム?(簡単なルール)
ドラゴンやモンスターが巣食うダンジョンを探検し、アーティファクト(お宝)を生きて持ち帰るダンジョン探検ゲームです。
この六角形のタイルのお宝がアーティファクトです!また、ダンジョンは奥へ進めば進むほどより良いお宝がありますがその分危険も伴います。
どうやって探索するの?
自分のデッキを使ってダンジョンを探検します。
最初は全員同じデッキですが、ここから色々なカードを追加していって自分オリジナルのデッキへと変えながらダンジョンを探索していきます!『ドミニオン』のようなデッキ構築とダンジョン探索を合体させたようなゲームです!
自分のターンになったら5枚の手札を全て使います。使い終わったら使ったカードは捨て札にして、5枚デッキからカードを引いて手札にしてターンエンドです。
初期デッキのカード紹介
初期デッキは10枚で構成されています。初期デッキのカードを紹介しながらゲームの要素の紹介をしていきます。
1.抜け道(1枚)
このカードに描かれた足のマークは「移動力」を表します。ターンに出た足のマークの数まで道を移動することができます。
2.財宝を得る(6枚)
このカードに描かれた青いマークは「スキルポイント」を表します。「スキルポイント」はマーケットに並んだカードを買う事ができます。
マーケット
マーケットの上段のカードは固定で、常にあります。逆に下の段のカードはランダムで常に6枚になるように補充されます。「スキルポイント」ではここに並んだ仲間や装備等を買う事ができます。買ったカードは一旦自分のデッキの捨て札に行きますが、自分の山札がなくなった場合、捨て札をシャッフルして自分の山札を作り直しますため、そのタイミングで自分のデッキに入ります。
カードの右下の数字が購入するときに必要な「スキルポイント」です。装備にはブーツや剣、杖など様々なものがあります。また、右上に書いてある数字は得点です。
仲間には「魔術師」や「兵士」などRPGでお馴染みのキャラクター等がいます。
またマーケットにはモンスターもいます。
モンスターは剣のカードや兵士のカードなどに描かれている「戦闘力」を使用して倒す事ができます。モンスターは倒すと報酬をもらう事ができます。報酬で貰えるコインはダンジョン内のショップで買い物に使ったり、残ったコインは1コイン1点になります。
初期デッキに「戦闘力」を出せるカードはないため、モンスターを倒すためにはマーケットからそれらのカードを獲得する必要があります。
3.物音を立てる(2枚)
「クランク!を+1する」という効果を持っています。この場合、クランクキューブをボードに1つ追加します。
クランクとドラゴンブレス
「クランク」の意味はガチャガチャと言った物音で、あまり音を立ててしまうとダンジョン内でドラゴンに狙われやすくなってしまいます。
マーケットの補充の時にドラゴンのマークが描かれたカードが出た時、ドラゴンがブレスをします!
ドラゴンのブレスの判定は、ボードに置いてあるクランクキューブを袋の中に入れその中から引きます。
この時自分の色のキューブが引かれたらダメージを受けます。最初は黒(はずれ)が多く入っているためなかなか当たりませんが、ゲームが進むにつれてどんどんリスクが高まっていきます。
一番右までキューブで埋まってしまったらそのプレイヤーは気絶してしまいます。もし気絶してしまってもダンジョンの上半分まで来ていれば得点計算に参加する事ができます。(ダンジョンの上層部で倒れた場合は外の人が助けてくれるそうです。)残念ながらダンジョンの下半分で気絶してしまった場合はゲームから脱落です。
また、袋から引く個数はボードにある怒りゲージで示された数です。ダンジョン内でお宝やドラゴンの卵などを盗むとドラゴンの怒りゲージが進み、1回に引くキューブの数が上がります。
3.身を潜める(1枚)
「スキルポイント」も「移動力」もある初期デッキで最強のカードです。
ゲームの終了条件
誰かがアーティファクトを持ってスタート地点に戻ってきてから4ターン後に終了。
無事にアーティファクトを持ってスタート地点に帰ってこれた人はボーナスで20点もらう事ができます。また、アーティファクトを持ち帰るとドラゴンは激怒し、毎ターンブレスを打つようになります。
勝利条件
一番得点が高い人の勝利です。
得点はアーティファクトやアイテム、カードの点数の他にコインも得点になります。
ざっくりダンジョンの紹介
ボードの裏表で難易度が違いますが、今回は簡単な方の紹介をします。
アーティファクトはスタート地点から遠ければ遠いほど高得点になりますが、難易度が上がります。奥に進むにつれて通る時にダメージを受けたり、鍵が必要だったりします。
また、中央のショップでは、鍵やアーティファクトを複数持てるようになるリュック(アーティファクトは通常1人1つしか持てない)などのアイテムが売っています。
まとめ
ドラゴンブレスにより、毎回ハラハラドキドキする展開になります。「あとちょっとだから、、、」と欲を出して探検を続けてしまうと帰ろうと思った時には時すでに遅し、、、となっている事でしょう。
個人的には勝ち筋も沢山ある点がかなり好きなポイントで、「移動力に特化して速攻で最深部に行って一番いいお宝をゲットする!」でもいいし、「今回は戦闘力に特化してモンスターを倒しまくってコインを稼いでいく!(コインは1コイン1点)」や「スキルポイントを重視して得点がついた高いカードを沢山買い占める!」等いろんな作戦を立てる事ができます。
また、エラッタも多いため入手できた際はアークライトのエラッタ情報は確認すると良いでしょう。エラッタも確認すればプレイに全然問題はないです。
おまけ:おすすめの収納方法
100均のトラベル系のケースを使ったらいい感じにできたので紹介します。
プレイヤーコマは配ればすぐ使えるように別々の小さいケースに収納しました。
タイル類は仕切り付きのケースで仕分けてあります。ポチ袋よりはパパッと配置できます!
しかも小さいので内箱にそのまま入りますよ〜^ ^
100均の便利グッズまとめた記事もあるので興味ある方は是非!
seitakanoppomemo.hatenablog.com
では良きボドゲライフを〜